デリヘルはオンライン決済で支払いも可能?

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デリヘルのオンライン決済は場合によって可能

まず前提としてデリヘルを含む風俗産業では未だに現金が主流であり、クレカを含むカード決済はあまり普及していません。しかしながら決済はキャッシュレス時代に到達し、今現在比較的クレカ決済、そしてオンラインで予約から支払いが可能なお店も増えてきました。

数こそそこまで多くありませんが、大手やグループ店、老舗や高級店などはオンライン完結の決済にも積極的です。

基本的にデリヘル等の風俗店はスターペイメントなどの決済代行会社を介してオンライン決済を行います。お店がダイレクトに決済を担当するのではなく、あくまで代行会社を噛む為、明細から風俗利用がバレる心配もなく、安心して利用ができますよ。

なお利用方法としては利用予約を決定した後、WEBサイトのクレジットカード決済ボタンを押すだけ。オンラインでのお買い物をしたことがある方ならお馴染みだと思いますが、本人情報、カード情報を入力し、あとはスマホでのパスコードの認証が行われます。

各デリヘル店によっても方法、手順は若干異なりますが、安心してキャッシュレスの支払が画面上だけで完了します。なおクレカ利用の際は決済画面上で支払い回数の指定はできないので、ご希望の方は各カード会社に後日連絡して分割手続きをする必要があります。

なぜデリヘルでオンライン決済が普及しないか?

さてなぜ風俗店でオンライン決済、クレカ支払いに積極的ではないのか?という疑問が残りますが、その回答を答えていきましょう。

まずデリヘルなどの性風俗店は社会的に信用度が低いとみなされ、クレジットカード加盟店にはなれないからです。(ソープやセクキャバなど一部例外はあります。)

その為、キャッシュレス決済導入には決済代行会社が間に入るわけですね。ただしこれらの代行会社を利用する場合は、利用手数料がかかる為、基本的に10~20%程度のクレジットカード手数料を加算され請求される場合がほとんどです。

キャッシュレスでの利便性、オンライン決済が可能になることで、お店の信用度の高さを図れることは大きな評価点と言えますが、やはり手数料の高さに地団駄を踏む利用客の男性は少なくありません。(それでもカード決済によるポイントはザクザク貯まりますが。)

またニーズが高いキャッシュレス、オンライン決済ですが風俗店の場合、基本的に働く女の子の支払いが月毎ではなく、日払い、もしくは週払いがほとんどである点も、キャッシュレスが歓迎されない理由の一つです。

一種のセーフティーネットワークとして機能している風俗業界だからこそ、オンライン決済が続くと、女の子に支払うお給料に遅延が生じて女の子が困窮することも……。またお店側も少なくない余分な運転資金が必要になります。

基本的に数週間給与が遅れることはありませんが、規模の小さなお店は翌日以降に給与が支給される場合があります。また女の子にとってもオンライン決済で支払いを済ませたお客さんは延長が取りにくいこともあり、女の子サイドからはやはり疎まれる決済方法と言えるでしょう。


話題の電子決済はOK?

世界規模で紙幣や硬貨を持ち歩かずに買い物を行う、いわゆる電子決済が当たり前になってきました。クレカやPaypalと同様に、〇〇Payなどの電子決済は日本においてもその高い利便性から次世代を担う決済として浸透しています。

さてそんなキャッシュレスの電子決済がデリヘル、ヘルスなどの風俗店で利用できるのかというと、現段階では難しいようです。問題点として指摘されるのが、Paypalなどがギャンブル、賭博で利用できないように、風俗店という社会通念上あまり健全ではないと判断される為です。

通常のお買い物やオンライン決済であればキャッシュレス、消費者還元事業の対象内になり得ますが、風俗店がクレジットカード加盟店になれないように、現段階での電子決済導入は容易ではありません。

なお海外の風俗店やエスコートサービスでも一部がクレカ支払いが可能ですが、電子決済ができる所は少なく、未だに現金支払いが歓迎されています。