室内で気軽に楽しめるスポーツの代名詞といえば卓球ですよね！またの名前をピンポン。連続的に球を打ち合う球技は癖になる、そう答える方は多いはず。

スポーツの卓球は楽しいけれど、風俗におけるピンポンは決して好ましいものではありません。そう卓球の球のように、性病があっちに感染したりこっちに感染したりするケースを、業界用語で「ピンポン感染」と呼んでいます。

風俗嬢から男性客、男性客からセフレや彼女へ。もしくはお客がどこからかもらってきた性病を風俗へ感染させたりと、止まらない性病スパイラル！

デリヘルは本番を除くハード系プレイが可能になるお店なので、クラミジアから梅毒まで大小さまざまな性病の感染が報告されています。

風俗でピンポン感染が急増している理由として考えられるのが、

・回転率が多く、なおかつお客の風俗チョイス第一選択肢になるため
・自覚症状のなさから病気を放置し、なおかつ性病感染を広めてしまう
・他の性病と重複感染することで、性病感染の罹患率が高くなる
・本番がないゆえ、コンドーム着用のセーファーセックス率が下がる

などが考えられます。

あまり考えずにデリヘル遊びをする男性は多いと思いますが、実は性病感染の根源でもあるのです。末恐ろしいですよね……。

玄関のベルを押して、家人が出てくる前にダッシュで逃げる。これはピンポンダッシュと呼ばれるもので若いころの笑い話になりますが、風俗での性病ピンポン感染はちょっと洒落にならないものがありますよね。

デリヘル店の中でも性病検査をお店主体で真摯に取り組んでいるところは少なく、女の子の自主性に任せますというスタンスが多いのも問題。つまりお客への誠意が足らず、お店、女性のプロ意識が欠如していることが、連鎖した感染を生んでしまうのですね。

その中でも、多いのがクラミジア、淋病です。また、これらのウイルス感染により尿道炎になることも少なくありません。何度もしつこいですが、デリヘルはスマタにナマフェラ、即尺やアナルなど、とてもバラエティ豊かなハードコアヘルスが売りになってきます。

挿入しないのであればコンドームは付けないという男性も多く、どのプレイも感染者の粘膜へダイレクトに接触してしまいます。また、ピンポン感染での性病感染は、性器だけでなく喉や目などへ感染することも少なくありません。

尿道の違和感だけでなく、排尿痛やかゆみを覚えるのが主な症状ですが、気のせいだと見過ごしてしまったり、咽頭クラミジアなどの場合は単なる体調不良や風邪と勘違いすることもよくあります。

男性の場合は女性に比べて自覚症状が強いといいますが、まさか自分がという思い込みが性病感染の事実、早期治療を送らせてしまうことが多いのです。

フェラチオが当たり前のデリヘルにおいても、クラミジア、淋病の感染確率は約20～50パーセント程度。いかにピンポン感染で性病をもらってしまう可能性が高いか如実に示している数字といえますね。

デリヘル嬢はグリンスとコンドーム、イソジンという、風俗界の三種の神器を携えて日々のお仕事に勤しんでいるわけですが、それでも連鎖的な感染を防ぐには不十分です。

ピンポン感染で感染しやすい病気は上記でお話した通り、そこまで重篤化しにくい軽度～中程度の性病が主になります。どのようにして感染を防ぐかが課題になってきますが、ここでは連鎖的感染で性病をもらわないためにできるポイントをまとめていくのでぜひ覚えておいてください。

①最初からコンドームを必着する
②粘膜部位は極力触らない、舐めない
③女性器の匂いに敏感になる
④膣分泌液には触れない
⑤格安店は避ける
⑥プロ意識高めの女性が多い大衆以上のお店を利用する
⑦デリヘル店が性病検査費用を全額もしくは一部負担しているような、衛生対策を重視したお店を選ぶ

そこまで難しいことではありませんよね？

風俗遊びをする際はあまり細かいことを気にせず楽しみたいものですが、予期せぬ性病に悩まされないためにも、上記は肝に銘じておきましょう。

たかがカンジダ、淋病にクラミジア。しかし尿道だけに終わらず睾丸などにウイルスが広がると、男性不妊の原因になることも考えられます。

また、梅毒やHIVなど同時感染のリスクも高まるので、デリヘルを利用する場合は、その頻度、プレイ内容に関わらず定期的に性病検査を受けるのが理想的です。